こやま淳子 (Junko Koyama)
60周年おめでとうございます。
私が通っていたのは20年前だと思うと、時が経つのは速いですね。
金のエンピツをもらえるかどうかでキリキリしていたあの時代を
なつかしく思い出しますが、本当に金のような体験は、
あれだけ夢中になれたこと、なんですよね。
あのときできた友人は、いまも同郷の友のように思っているし、
あのとき講師の方に言われた言葉のいくつかは、
いまも私の心のノートに入っていて、
つらくなったり行き詰まったりするとパラパラめくって反芻します。
いまは講義をする立場で、教壇に立つたび、
「あの頃の自分に言ってあげたいこと」を話そうと思っていますが、
ちゃんと伝わっているかなあ。なにか気づきを与えられているかなあ。
そういう意味では、いまも学びつづける日々。
宣伝会議さん、いつまでも夢中で学べる場でいてくださいね。
- Profile
- こやま淳子事務所 / コピーライター / クリエイティブディレクター
TBWA / JAPAN、博報堂などを経て、2010年独立。最近の仕事は、LION「hadakara」、ロッテ「乳酸菌ショコラ」、プラン・インターナショナル・ジャパン「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。」、NHKスペシャルなど。著書に「ヘンタイ美術館」「しあわせまでの深呼吸。」「choo choo日和」ほか。TCC会員。