衝撃を受けたコピーの話
- 第57回宣伝会議賞グランプリ受賞
- 笠間 悠さん
- 第57回宣伝会議賞グランプリ受賞
上級コースで、最も記憶に残っている話。
講師の方が、あるコピーを紹介してくれました。
ネックレスだけ着て飲む。
シンガポール・スリング
サントリートロピカルカクテル
これは秋山晶さんのコピー。うわーすごいコピーだなとクギ付けになりました。さらに、このコピーを引き合いに出して、眞木準さんが当時の後輩コピーライターに「お前なら、同じコピーを“ハダカになって飲む”とか書いてしまうだろう。 コピーの美学がわかってない。」とおっしゃったというエピソードを聞き、さらに衝撃。講師の方いわく、“ハダカになって飲む”では、状況の説明なのだとのこと・・・。
コピー難しーー!と思ったのと同時に、コピーをもっと深くまで知りたいと思い、こんなコピーを書けるようになりたいと思い、18万を払ってよかったと思いました。今でも、自分の書くコピーがあまりになさけなく心がしなしなになる時には、「ネックレスだけ着て飲む。」を思い出し、コピーっておもしろいんだった!とシャキッとします。
まだまだへなちょこコピーライターですが、運よく宣伝会議賞グランプリを受賞することができました。なので、宣伝会議さんへの感謝も込めて、これから受講される皆さまへ一言。
18万は、返ってきます。