日本を代表する一流のクリエイターが、基礎から指導
仲畑貴志をはじめとし、第一線で活躍し、日本の広告界をけん引している一流のコピーライターたちが講師を務めます。そして、その一流の講師陣が、コピーライティングの考え方や表現を基礎から指導します。特に、コピーを書いた経験のない方は、基礎から学ぶことがとても重要です。さらに、一流の方から基礎を学ぶことが重要です。なぜなら、一流ほど基礎を重視し、反復して基本をマスターしているからです。 そして、その一流の講師陣から課題講評を受けることができます。自分の書いたコピーが、本当にクライアントが求める形で、生活者の心を動かすことができるコピーになっているかを一流の講師陣が一つ一つ講評します。それが、仕事で通用するスキルを養う近道です。
講師紹介
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- 仲畑 貴志 氏
ナカハタ
コピーライター/クリエイティブディレクター - 1947年京都市生まれ。広告企画・制作、マーケティング戦略、新製品開発などが専門。数多くの広告キャンペーンを手掛け、カンヌ国際広告祭金賞のほか数々の広告賞を受賞。 代表作は、サントリートリス「雨と仔犬」、TOTOウォシュレット「おしりだって、洗ってほしい。」など。 東京コピーライターズクラブ会長、東京アートディレクターズクラブ会員。事業構想大学院大学教授。また、毎日新聞紙上で「仲畑流万能川柳」の選者も務める。
広告は商品の売上げを拡大したい、あるいは会社のイメージを高めたいという企業の依頼によって発生する表現で、制作者個人の思いや主張を披露する機会ではありません。それでも、作りつづけた数多くの表現を見返してみると、その制作者の人柄がにじみ出るもので、僕の場合だと「ナカハタらしいね」と言われたりします。絵画や音楽などにおいてチャーミングなものが意味や理屈を超えて伝わるように、理論が求められる広告においてもやはり、心に届くことばが効果を生むものです。人々の胸の中にある、ことばにできない想いを、顕在化する作業なのです。 もちろん、広告は、ひとりで作れるものではありません。広告主、商品、そしてスタッフとの出会いがあって生まれます。ですから、みなさんも、当校でいい講師、いいライバルに出会いながら、広告への好奇心やコピーへの情熱をふくらましつつ、コピーライターにトライしてください。
- 手がけた広告
- 谷山 雅計 氏
谷山広告
コピーライター - 1961年生まれ。主な仕事に資生堂「TSUBAKI」「UNO FOGBAR」、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」、新潮文庫「Yonda?」、日本郵便「年賀状2015」、東洋水産「マルちゃん正麺」、全日本空輸、キリンビバレッジ、モバゲー、サイボウズなど多数。著書に『広告コピーってこう書くんだ!読本』。1987年、TCC新人賞を受賞。TCC部門賞、朝日広告賞、新聞協会広告賞など受賞多数。
コピーライターの仕事ってすごくいい仕事だなって思っています。真面目に仕事をやっていると勝手に頭が良くなってしまう仕事だからです。日々、脳トレの繰り返しのようなもので、今日は高級車について100案考える、明日は生理用品について100案考える、明後日はカップラーメンについて100案考える、ということの繰り返しで、それを真面目にやっていたら自然に自分の頭の力が鍛えられていく。講座でも、これまでになかったいろんなことをたくさん考える訓練を行なうので、結果的にコピーライターにならなかったとしてもその訓練を今のうちにやっておくと必ず何かのプラスになると思います。ぜひ興味がある人はいらしてください。
- 手がけた広告
- 児島 令子 氏
児島令子事務所
コピーライター - TOYOTAシエンタ「今日を、どう使う? HOW DO YOU USE TODAY?」、STAND BY ME ドラえもん「すべての、子ども経験者のみなさんへ。」、earth music&ecology「あした、なに着て生きていく?」「私は雑草。心ある雑草。」、JR東日本「大人は、とっても長いから。」、日本ペットフード「死ぬのが恐いから飼わないなんて、言わないで欲しい。」、ANA別冊ヨーロッパ「別ヨ」、パナソニック「私、誰の人生もうらやましくないわ。」など。TCC最高賞など受賞多数。
- 手がけた広告
- 磯島 拓矢 氏
電通
クリエーティブディレクター/コピーライター - 1990年株式会社電通入社。主な仕事に、旭化成企業広告「昨日まで世界になかったものを。」、旭化成ヘーベルハウス「考えよう、答えはある。」、サントリーモルトウイスキー北杜「カッコイイ入門。」、本田技研工業オデッセイ「いいクルマが好きだ。男ですから。」、KIRINのどごし〈生〉「ごくごく、幸せ。」などがある。2014年4月に著書『言葉の技術』を刊行。TCC賞グランプリ、ADC賞グランプリなど受賞歴多数。
売り物になる言葉をつくるための「考え方」「努力の仕方」を、
なるべくわかりやすくお話しするように心がけています。
でも、講座に通ういちばんのメリットは
「同じテーマなのに自分が思いつかなかったことを書く人がいる」
という体験が何度もできることだと思います。
そういった体験の積み重ねが、自分の発想の幅を広げてくれるはずです。
いっしょにいろいろ悩んで考えましょう。
- 手がけた広告
- 渡辺 潤平 氏
渡辺潤平社
コピーライター - 1977年生まれ。早稲田大学教育学部卒業。博報堂、GROUNDを経て2007年、渡辺潤平社設立。最近の仕事に、進研ゼミ 全ゼミ合同キャンペーン「進め、学び。」、マウリッツハイス美術館展「世界で最も有名な少女が来日します。」、ユニクロ ウルトラライトダウン「あなたは、着てみておどろく。」、ユニクロ 「新・チノ」「新・カーゴ」、アサヒ スーパードライ・ドライブラック「キレの黒」、千葉ロッテマリーンズ シーズンポスター、三菱地所グループ 企業スローガン「三菱地所を、見に行こう。」、ジャパンゲートウェイ Choice! 「洗濯を、選択しよう。もう一度。」など。主な受賞歴にカンヌ国際広告祭 メディア部門ブロンズ、TCC新人賞、日経広告賞部門賞、読売広告賞最優秀賞 ほか。
コピーを書くことは、道なき森をさまよう感覚に似ています。
だから、コピーライターの数だけ物差しがあり、正解がある。
先週、講師Aが絶賛したコピーを、今週、講師Bが全否定する。
そんなことが日常茶飯事なのが、この講座の醍醐味です。
混乱すると思います。人によっては、憤ることもあるかと思います。
が、その混沌を楽しめるかどうかが、コピーライターという仕事に
向いているかどうかのひとつの尺度になる気もしています。
- 手がけた広告
- 一倉 宏 氏
一倉広告制作所
コピーライター/クリエイティブディレクター - 1955年生まれ。サントリー宣伝部、仲畑広告制作所を経て、独立。主な仕事に、サントリーモルツ「うまいんだな、これがっ」、パナソニック「きれいなおねえさんは、好きですか」、ファミリーマート「あなたと、コンビに」、リクルート「まだ、ここにない、出会い」、JR東日本「愛に雪、恋を白」「MY FIRST AOMORI」、積水ハウス「家に帰れば、積水ハウス」など。TCC最高賞など多数受賞。詩集「ことばになりたい」などを執筆。作詞作品も多い。
ノウハウやテクニックよりも、要するにセンスを磨くことだと思うのです。でもそれは、特殊な、作家性のセンスではありません。万人に響くことばのセンス。間口の広いコミュニケーションのセンス。
月並みでなく、新鮮な扉を探せるセンス。クライアントの悩み事を見抜き、解決できるセンス。などなど、です。これはもう、体験しながら、自分で手探りしながら、学ぶしかないものです。
- 佐々木 宏 氏
連
クリエイティブディレクター - 電通にてクリエーティブ局局長職を経て、「シンガタ」設立。2019年より「連」。主な仕事にSoftBank CI作業からモバイル事業立ち上げの全ブランドキャンペーン「ブラピ/キャメロンディアス」「予想外シリーズ」「白戸家シリーズ」、JR東海 京都キャンペーン「そうだ 京都、行こう。」、サントリーBOSS「宇宙人ジョーンズ」、トヨタ自動車「TOYOTOWN」など。1993年、1998年クリエイター・オブ・ザ・イヤー受賞など多数。
とにかく自分はコピーが下手だと思っていたので、講座に通い、死ぬほどコピーを書き続けていました。でもいつまで書いても、一つもいいものがないような気がして、原稿用紙1冊分書いたり、朝まで書き続けたり…。でも、それを続けているうちに「これはいいかもね」と先輩からの丸が少しずつつくようになってきた。まるでスポーツのように、そんな反復練習を繰り返していました。僕は周りに恵まれていたこともあるけど、クリエイティブの勉強って簡単に教えられるものでもないし、ここまでやればこうなるという基準もない。いろいろやって思うのは、自分を変えていく努力が必要だということです。たとえば医者に毎日歩きなさいと言われて、言われた通りのことだけをやっていては普通の人にしかなれない。そこに新たな健康法を加えるとか、極端なくらい歩いてみるとか、飽きるまで続けてみるとか、どこかに苦行に近いことをやらないとだめ。コピーライター養成講座みたいなところで、基礎訓練を続けるうちに、いつか突然ひらめく瞬間があると思います。
- 山本 高史 氏
コトバ
クリエイティブディレクター - 1961年生まれ。電通を経て、2006年コトバを設立。主な仕事に、オリンパス、エスビー、MS&AD、三井住友海上、よしもとクリエーティブエージェンシー、インベスターズクラウドなど。TCC新人賞、TCC最高賞、ACC賞、クリエイター・オブ・ザ・イヤー特別賞、など受賞歴多数。
自分が本当は何が好きだったんだろうか、こんなことができたんだ、出来なかったんだ、ということを考えることによって、いろんな発見が日々あると思います。それがコピーを学ぶこと、考えることの一番の楽しいことだと思います。良いコピーが書ける、面白いコピーが書ける、そういうことはもちろん望ましいことですけれど、そのような結果だけではなく、そこに行くために考えたり悩んだり人のことを思ったり自分のことを見つめ直してみたり、そういう作業が日々の考える喜びとなって、コピーを続けていければ一番よいと思います。そういう良い機会なのでぜひ一度受講されてみてはどうですか。
- 手がけた広告
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