伊坂真貴子さん

課題講評をプリントして勉強会

  • 総合コース (現・基礎コース) 2006年春
  • マキプロ コピーライター
課題講評をプリントして勉強会
  • 伊坂真貴子さん
  • マキプロ コピーライター
  • 総合コース (現・基礎コース) 2006年春

受講したきっかけは。

ほんとうにわずかな期間ですが、デザインの勉強をしていました。コピー年鑑を見たり、広告賞に応募しているうちに、コピーのおもしろさに目覚めました。デザインの上が見えてイヤになっている頃でもあったので、逃げるように転向しました。講座は、その頃に出会った広告会社の会長さんに勧められて受けることを決めました。

実際に受講してみて、感じたことは。

土曜クラスだったからか、社会人の方が多く感じました。本気で仕事にしたいと思って来ている人ばかりだったので、同じ目標を目指すうえで、いい刺激になりました。毎回講義が終われば、それぞれの課題講評をプリントして勉強会をしたり、飲みに出かけたりという半年間を過ごしました。

印象に残っている講義は。

実はインタラクティブの講義がおもしろく感じました。当時はWebアプローチの魅力を知らなかったので、枠のない発想で仕掛けている姿が新しく、ワクワクしました。コピーに関する講義では、今もコピーを書くうえで大切にしているようなキーワードをたくさん聞けたように思います。

今の仕事で役に立っていることはありますか。

課題の講評で、悔しい思いをたくさんできたことです。そのときに、もっといいものを書きたいと思ったエネルギーが、今につながっているように思います。あとは、クラスメートとの出会いですね。今は違う業界業種の人もいますが、それぞれが目標に向かって励んでいる姿を見ると、がんばろうと思えます。自分もいい仕事をして、刺激を返したいですね。

就職活動について聞かせてください。

就活は、講座を修了してからしました。未経験なので書類は通らないだろうと思って、書類審査がないところに絞りました。また、面接で「自己PRしてください」と言われるのが苦手なので、言われないように励みました。たとえば、自分自身についてのコピーを100本書いていったりということですが。コピーの中のエピソードから自然と話が広がったので、苦手なセリフも聞かずにすみ、リラックスできたように思います。

コピーライターになってみて感じたことは何ですか。

普通に仕事をしていれば、ある程度のレベルまでは行けるのかもと思うようになりました。ただ、そこから先を目指せるかは、意識の持ち方が関わるなあと。講座で一流クリエイターの方たちの仕事意識に触れられたことはとても大きいように感じます。

コピーライターに向いている人はどんな人だと思いますか。

往生際の悪い人かもしれません。実際にコピーライターになった人を見ると、講座の課題でもギリギリまで粘っていたような方ばかり。どうしてそこまでなりたいのか、と思ってしまうほど、皆さん就活でもあきらめの悪さを発揮していましたね。コピーライターのように、よりいいアイディアを考え続けなければならない仕事には、ぴったりな性質だと思います。

これからの抱負を聞かせてください。

まだまだコピーがヘタなので、今はとにかく自分ができる仕事をできるだけ怠けずにせいいっぱいやることだと思っています。

受講を検討している方へのアドバイスをお願いします。

気になっているなら、むずかしいことは考えずに受けてみたらいいのではないでしょうか。もし違う業界に進むことになっても、第一線の方の話を聞けることは、きっと役立つと思います。

これからコピーライターを目指す方へメッセージを。

ぜひコピーライターになって、嫉妬するような仕事をしてもらいたいです。それが自分のモチベーションにもつながるので。

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