太田祐美子さん

人に伝え、人の心を動かす仕事がしたい

  • 大学4年生 総合コース2003秋(現基礎コース)
  • 電通入社 専門コース04秋受講 転局試験でコピーライター
人に伝え、人の心を動かす仕事がしたい
  • 太田祐美子さん
  • 電通入社 専門コース04秋受講 転局試験でコピーライター
  • 大学4年生 総合コース2003秋(現基礎コース)

受講したきっかけは。

大学4年の5月に電通に内定したのですが、クリエイティブ部門に行きたくて、当時OB訪問でお世話になっていたコピーライターの方に相談したところ、講座を紹介されたのがきっかけです。

コピーライターを目指したのは、子どものころから本が好きで、将来は何かを書いたり、作ったりして人に伝え、人の心を動かす仕事がしたいと思っていました。それと、目に見える形での「残るもの」を作る仕事がしたかったです。

実際に受講してみて、感じたことは。

課題の優秀者に贈られる金のえんぴつがもらえなくて悲しかったことを覚えています。もらっている人はすごいなあ、面白いものを書いているなあと、ただただ、感心していました。

講師では、澤本嘉光さんの講義が印象に残っています。15秒CMのつくり方について、非常にわかりやすく教えていただいて、初めてCM企画のつくり方がわかった気がしました。

コピーライターになった経緯を教えてください。

電通に入社してすぐ営業に配属され、1年後にクリエイティブ配属試験を受けたのですが、見事に落ちました。その後も営業を続け、クリエイティブ試験を受けられる3年目に再度受験して合格しました。

その頃は営業の仕事も面白くなっていたのと、クリエイティブ試験にもう1回落ちたら立ち直れない、ということもあってずいぶん悩んだのですが、受けないと後悔すると思って受験しました。

大学生で受講した時のメリットはありましたか。

講座に通わなければ決して出会うことのない面白い大人に出会えたことです。

今の仕事で役に立っていることはありますか。

最初のクリエイティブ試験に落ちたので、役に立たなかったです(笑)

それは冗談ですけど、当時は自分もコピーライティングについてよく分かっておらず、大喜利みたいなことだとどこかで思っていました。いま受講したらもっと吸収できると感じています。

就職活動について聞かせてください。

当時は出版社が第一志望でした。学生にとっては雑誌や本の方が広告よりも、身近な存在としての表現物でしたので。広告会社は、博報堂も受けましたがさらっと落ちました(笑)。他には、面白い広告をつくっているメーカーを何社か受けました。

コピーライターに向いている人はどんな人だと思いますか。

本が好きな人、言葉が好きな人。文章でドキドキしたり、喜怒哀楽の経験がある人。

これからの抱負を聞かせてください。

「大人のたばこ養成講座」のような、表現物として長く残るものを作りたいです。

受講を検討している方へのアドバイスをお願いします。

検討しているなら受けた方がいいです。絶対に損にはならないです。受講したからコピーライターになれるわけではありませんが、広告業界の雰囲気がわかります。

これからコピーライターを目指す方へメッセージを。

いま、コピーライターの仕事が言葉を書く以外に、どんどん多岐にわたっています。それでも、やはり言葉を扱うということは大前提なので、コピーがなにかということよりも言葉が好き、文章が好き、そう思う人にぜひ目指してほしいです。

また、コピーライターになって何をしたいか、を持っていてほしいですね。具体的に明確になっている必要はまだないかもしれませんが、人とは違う何かをしたいという気持ちがあるといいと思います。

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