30歳&フリーター&広告業界未経験でもコピーライターになれた
- 基礎コース 福岡教室 2012年春
- 利助オフィス コピーライター
- 田中英臣さん
- 利助オフィス コピーライター
- 基礎コース 福岡教室 2012年春
受講したきっかけは?
30歳を目前に迎えて、自分には何もありませんでした。大した功績も、誇るものも。 フリーターでありながら、夢を諦め切れなかった自分は、コピーとは違う分野の公募に作品を出す日々が続きました。そこで出会ったのがSKATという本です。それに刺激されて独学でコピーを勉強するようになりました。といっても、参考書籍を読む程度ですが。その後宣伝会議賞に応募し、ビギナーズラックで協賛企業賞を頂きました。授賞式の後の飲み会で、同席した方々に教えられて養成講座の存在を知りました。
実際に受講してみて、感じたことは?
もともと人付き合いが苦手でしたので、講座に行くことは全く考えていませんでした。しかし、このままでは何も変わらないと思い、最初は怖かったですが勇気を出して通うことにしました。結果的には行って良かったですね。似たような方々が沢山いらっしゃいましたから。何よりも、たった半年で人生が大きく変わりました。
印象に残っている講義(講師)を教えてください。
どの先生からも身になる情報を聞けるのではないでしょうか。 特に印象深いのは、ある講師の方に「誰かの幸せを思ってコピーを書きなさい」と言われたことです。それまで自分は鉛筆を1本でも多くとるために自分のためにコピーを書いてきたんだなあと気付かせられたので。このことは、その後のコピーを書く際の基本的姿勢になったような気がします。
コピーライターになって(or今の仕事に就いて)感じたことなど。
圧倒的にスピードの差だと思います。養成講座の課題は考える時間が沢山ありますが、実務ではそうもいきません。締め切りと他の作業に追われながら、アイデアを量産していかなければなりません。それまで沢山あったインプットする時間も少なくなり、ひたすらアウトプットする毎日です。大変ですが、やりがいを感じます。
これからの抱負(してみたい仕事など)
映画の脚本を書いてみたいです。
コピーライターの仕事に向いている人はどんな人だと思うか。
いつも「どうして?」と立ち止まって考えている人。 「どうしてこの商品は売れているのだろう?」「どうしてこのコピーは良いんだろう?」「どうしてこのコピーは評価されなかったんだろう?」と、子どものように素直に疑問を持てる人ですね。そういう人は日々コピーライターとしての素養を積み重ねていると思います。
受講を検討している方へのアドバイス
アイデアを学ぶことは、人生の役に立つと思います。 人生に行き詰っているときは、アイデア力が助けてくれるからと思うからです。 自分のようにすぐに思い悩んでしまう人は、ひとつの思考が凝り固まって八方塞になります。ガチガチになった認知を切り崩すものは、アイデアだと思います。学ぶことに越したことはありません。また、独学でもある程度まではいけますが、同じ志を持つ友人とコネは作れません。
転職活動について
30歳&フリーター&広告業界未経験でもコピーライターになれたというのが全てじゃないでしょうか。運に恵まれていたとは思いますが、現に自分のような人もいます。半年前はこのページを見て自分には無理だと諦めていましたし。現在の師匠、手島裕司さんに講座で初めてお会いした時は、興奮してノートにサインを頂きました。今では、自分の目の前のデスクに座ってらっしゃいます。人生、何が起こるかわからないですね。