- 紫尾陽子さん
- 三広 コピーライター
- 総合コース(現・基礎コース)福岡教室 2005年春
当時は、課題の優秀者にだけ渡される、「金の鉛筆」を誰がもらったのか、それが受講生の間での一番の話題でした。
当時は、課題の優秀者にだけ渡される、「金の鉛筆」を誰がもらったのか、それが受講生の間での一番の話題でした。
ある講師の方の「コピーは芸術でも文学でもない、経済活動だ」という言葉が一番残っています。
受講するか悩まれている方は、騙されたと思って受けてみて良いのではないでしょうか。「騙された!」と言っている人には、まだ会ったことがありません。「コピーライター養成講座に入ったおかげで…」という話がたくさんできるように、私自身これから頑張っていきます。
宿題としてみんなが同じお題でコピーを考えてくるので、似たようなコピーがちらほら出てきます。そんな中、「他の人が考えつかないようなコピーを考えよう」と講座中は常に新しい切り口探しをしていました。
「一流になりたいと思っていましたか?」と言う僕のバカな質問に、「一流を目指さなかったら何を目指すの?」と答えてくださった講師の山本高史氏の言葉をいつも思い出します。
「伝わる」と「伝える」は違うということです。僕は今まで、一生懸命伝えようとするだけで、伝えられる受け手のことをあまり考えられていませんでした。
コピーに関して、ゼロからのスタートだったので、コピーに対する思い違いを講座で徐々に正していくことができたと思います。特に、「良いコピーとはどのようなコピーか」をしっかり理解できたことは大きな収穫でした。
他人に対する気遣いや思いやりを大切にすることが、良い広告をつくる第一歩なんだ、と学びました。
広告が好き、コピーが好き、その一心で飛び込んだ本講座。広告がもっと好きになりました。そして物事の伝え方が前よりも上手になった、と思います。
私は広告を全く知らない学生だったので、講師の先生や受講生の方と何気ないお話をするだけでも刺激を受けることができました。