人と、自分と、向き合う時間
- 基礎コース 大阪教室2011年春→上級コース 大阪教室2011年秋
- 制作会社・コピーライター
- 藤井千菜美さん
- 制作会社・コピーライター
- 基礎コース 大阪教室2011年春→上級コース 大阪教室2011年秋
苦しかったけど、楽しかった。いつも、提出ぎりぎりまでねばって、考えて。授業でみんなのコピーを見て、打ちのめされて。とにかくいい刺激をたくさんもらったと思います。
受講したきっかけは?
コピーライターという仕事があることを知り同時に講座のことも知りました。
就職活動中だったのですがエイヤー!という気持ちで基礎コースに申し込みました。
でも、甘かった。
毎週の課題と、就活にありがちのよくわからない悩みでダウン。
結局、途中で行くのを断念!
修了証ももらえない結果に終わりました。
その後。
とある企業に就職、3年働いたくらいで、『やっぱりコピーライターやりたいなぁ』と。
会社に行きながらもう一度通うことを決めました。
すでに一度、プチ挫折しているから、もう怖いものなしです。
実際に受講してみて、感じたことは?
でも、本気でコピーライターになりたいと思って二度目に通いはじめたときは
もう、がむしゃらですし、課題大変とは思わなかったです。
苦しかったけど、楽しかった。
いつも、提出ぎりぎりまでねばって、考えて。
授業でみんなのコピーを見て、打ちのめされて。
とにかくいい刺激をたくさんもらったと思います。
印象に残っている思い出を教えてください。
何回目かの授業で、休憩時間にトイレに行ったときのことです。
話したことのない女性に『ふじいさんですよね』と声をかけられました。
講義中に私のコピーを見て良いと思ってくださったようで。
わたしの書くコピー好きです、と不意にほめられました。
それはまるで自分をほめられているような気がして、単純にうれしく思いました。
やっぱり、自分の中から出てくるものしか書けないと思うので。
誰かのところに、ちゃんと届いていることを実感できた日でもあります。
印象に残っている講義を教えてください。
スライドを使っていいコピーとよくないコピーが紹介されました。
なんと、よくない方のコピーにわたしのコピーがとりあげられています。
名前はわからないようにしてあるのですが先生に酷評され、ソワソワが止まりません。
課題を提出したときは、自分の中でべストだと思っています。
内心『いいんちゃうん!』くらい思っています。
それなのに、よくないコピー&酷評。
まさか!です。でも、先生の言うことは『確かに、なるほど。』と思えることばかり。くやしかった。
でも、今思えば
ほめられたコピーより
ほめられなかったコピーの方が
自分を強くしてくれました。
今の仕事で役に立っていることはどのようなことですか?
まずは、たくさん考えること。
そして、たくさん見つけること。
さいごに、ようやく答えを出すこと。
近づいて考えたり
遠くから眺めたり、
無意識になってみたり
混沌としたところに入りこんでみたり。
考えることから逃げないことを教えてもらった気がします。
今も、それが大事だと思いながら、仕事しています。
これからの抱負を聞かせてください。
コピーだけで力不足なら、ビジュアルや企画、広告ぜんぶを使って。
コピーライターに向いている人はどんな人だと思いますか。
たとえば。
何でこんなにおいしいんだ!とか
これって可愛いく見えるかな?とか
新しいお店ができてる!とか
あの子がモテる理由って何?とか。
日々をちゃんと(ふつうに)過ごして感じること、
目にすることを流さずに受け止めるひと。
あえて言うなら、こんな感じでしょうか。
つまりは気づきが多いということかもしれません。
ちなみに、わたしもそんな人になりたいです。
仕事と講座の両立はどうでしたか?
なんとかなります、なりました!
きっと、
講座でやっていることがいまの仕事に活かせたり
その逆もまた然りです。
受講を検討している方へのアドバイス。
行く理由が見つかるのなら、行ってみることをおすすめします!
というのは、コピーライターにならずとも、営業、事務、企画などなど
どんな仕事にも通ずるところがあると思うからです。
というか、わたしも
どこかでまた通いたいので
まぎれこんでいるかもしれません~。