この講座はコピー制作のヒントの宝庫です
- 総合コース (現・基礎コース)名古屋教室2009年春
- テージ
- 村瀬綾子さん
- テージ
- 総合コース (現・基礎コース)名古屋教室2009年春
受講したきっかけは。
ある日、そんな私の気持ちを知っていたその同僚が、私に課題を出してきたんです。しかもその課題に対してコピーを100本以上書けと。どうやらそれを、講師(岡田直也さん)に見てもらうというのです。第一線で活躍するコピーライターに自分が書いたコピーを講評してもらえることなど滅多にないので、はりきってコピーを書き、同僚に託しました。
一週間後、同僚から結果を受け取りました。100本以上書いたコピーのひとつひとつに○や△や×などが記され、なかでも先生が気に入ったコピーには先生なりの評価コメントが。とても感動し、励みになったことを覚えています。
結果として○をもらったコピーはそんなに多くなかったけれど、逆に闘志のようなものがメラメラ。そしてなにより、コピーライターに単に憧れているだけの人間に対する、岡田さんの真摯な対応に心を打たれ、受講しようと決意しました。
実際に受講してみて、感じたことは。
とにかくコピーライターになりたい!と思っている人から、なんとなく興味があって・・・、という人まで。年齢も幅広く、10代から40代まで。とくに広告会社で働いている人ばかりが良い評価をされるということもなく、みんながそれぞれの立場でひとつの目標に向かって一生懸命コピーを考えて評価されて。そんな空間に居ると自ずと、私も負けずに頑張らなきゃって思いました。
印象に残っている出来事はありますか。
講義の後には受講生のみんなで、その日の課題のことや仕事のこと、巷にあふれる広告についてのことなど熱く語り合いました。時間を忘れ、そのまま朝になってしまったこともしばしば。こんなこと、社会人になってから経験できるなんて思ってもいませんでした。
今の仕事で役に立っていることはありますか。
受講するまで、コピーを考える方法を1パターンしか知らなかった、なんだかそんな気がします。でも受講して、先生一人ひとりの考え方の違いや個性にふれることで、ひとつの課題を多角的に捉えることができ、これまでいかに自分の視野が狭かったかを痛感させられました。ほかの受講生たちの作品にもふれることができるので、自分にはない感性に感動したり悔しくなったり、とても刺激的でした。
コピーライターになってみて感じたことは何ですか。
また、コピーライターはコピーが書けるというだけではダメだということを感じました。自分が考えたコピーをしっかり世の中に届けるためには、コミュニケーション能力やプランニング能力、リーダーシップ能力も必要だと思います。コピーライターは、コピーを考える以外に求められることもたくさんありますからね。
コピーライターに向いている人はどんな人だと思いますか。
受講を検討している方へのアドバイスをお願いします。
講座が終わってからも仕事の悩みを先生に相談したり、仲間に相談したり、宣伝会議さんに相談したりと、その後も関係性が続いていくことも魅力のひとつです。年齢とか性別とか業界のこと知らないからとか、そういうことは全く気にする必要はありませんから、少しでも興味があればぜひ受講して欲しいと思います。