権田香織さん

自分のコピーはどんなものなのか客観的に見ることができました。

  • 基礎コース 東京教室(Bクラス) 2011年春
  • 求人広告制作会社
自分のコピーはどんなものなのか客観的に見ることができました。
  • 権田香織さん
  • 求人広告制作会社
  • 基礎コース 東京教室(Bクラス) 2011年春

講義課題の添削結果から、良い点、悪い点をはっきり教えていただけるので、自分のコピーはどんなものなのか客観的に見ることができました。

受講したきっかけは?

コピーライターになりたいという気持ちがあったものの、なにからすればいいか分からず、そもそもそんな特殊な職業は簡単になれるものではないと憧れのままで終わっていました。そんなときに、駅のホームにあったコピーライター養成講座の広告をふと目にしたのです。「そのつぶやきも、コピーになる。」その言葉を見て、あんなに高く見上げていたコピーライターというハードルがぐっと低くなりました。コピーライターになれるかどうかはわからないけど、とりあえず書いてみたい。書いてみなければ後悔する。その時の強い気持ちがつながって、養成講座に通うことになりました。

実際に受講してみて、感じたことは?

講義で出される課題を、講師の方々に評価していただけることがとても勉強になりました。広告業界において高い実績のある講師の方々に、自分のコピーを見てもらえることが、講義に挑むうえで程よい緊張感を与えてくれたので真剣に取り組むことができたと思います。
また、講義内容をきちんと理解したいと思っていたので、講義中の内容をスピード重視で全て書き留めるためのノートと、家に持ち帰ったあとそれを見ながらまとめるためのノートの2冊を使って勉強していました。それは今でも“虎の巻”として仕事中も見返しています。

今の仕事で役立っていること、講座で学んだことはどのようなことですか?

自分のコピーの癖を教えてもらえたことです。講義課題の添削結果から、良い点、悪い点をはっきり教えていただけるので、自分のコピーはどんなものなのか客観的に見ることができました。講師の方から指摘されたことは、今も注意しながら仕事に取り組んでいます。

転職活動についておしえてください。

インターネット、ハローワーク、新聞、チラシ・・・求人情報はいろんなところから収集しました。あいにく未経験ということで、問い合わせても履歴書を送っても返事がないところも多くあり、諦めそうになるときもありましたが、そんな時には「じゃあどうしてこの講座を受けたの?」と自問自答し、初心に帰ることで根気よく転職活動を続けることができました。
会社によってはコピーの課題もありましたが、養成講座を受けていたおかげで臆することなく取り組むことができたと思います。

コピーライターになって感じたことなど。

コンセプト(切り口とテーマ)がいかに大事かを痛感させられました。
キャッチコピーを作る前の土台作りに失敗してしまうと、あとで自分のクビを締めてしまうだけでなく、多くの方の迷惑になってしまうので責任を感じます。

前職を経験していたメリット。

社会人としての基本的な立ち振る舞いです。
(異業種からの転職だったので、あまり活かせていないのが現状です。)

コピーライターに向いている人はどんな人だと思いますか。

観察力が優れている人は向いていると思います。視点や切り口を面白くするのも、物事の本質を正確に理解していることで成り立っているように感じているので。私にはまだまだ足りてない部分ですが・・・。あと、サービス精神が旺盛な人も向いていると思います。どうやったらみんなが喜ぶかを考えることが好きな方は、コピーを考える過程のなかで必ず活かせます。

これからの抱負を聞かせてください。

まだまだ自分自身の未熟さが身にしみる毎日なので、まずは安心して仕事を任せられるコピーライターに早くなりたいですね。

受講を検討している方へのアドバイスをお願いします。

コピーはひとりで書いてもあまり上達しません。たくさんの人に見てもらう機会があれば良いですが、やはり同じようにコピーライターを目指している方々に見ていただきながら、お互いに切磋琢磨できる環境は何事にも代え難い上達法だったと思います。アドバイスになっていませんが、私は受講代のもとは取れたと思っています(笑)

これからコピーライターを目指す方へメッセージを。

コピーを書く場所があれば、それはコピーライターへの大きな一歩になると思います。異業種から飛び込んでみた世界でしたが、コピーライターってやってみてやっぱり楽しいです。今あるものを良くするという考え方で仕事に取り組むので自然と前向きな気持ちになれます。ときには、残念なこともありますが、それも良いものを作る為に必要な要素だと考えて割り切れます。
転職でコピーライターを目指す人は、とことん「コピーライター」での就職を諦めないでください。希望しない職種を受けて落ちることはテンションが下がるだけなので、自分の気持ちに正直になって挑んでみてください。

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